音楽療法 ~癒しの時間~
病棟での音楽療法を開始しました。
患者さんも来訪を楽しみにして一緒に楽しく歌っています。
今回は担当のSさんからお話を伺いました。
自己紹介
大学で音楽療法を、大学院でスピリチュアルケアを専門的に学び、これまで高齢者施設や在宅クリニックなどで音楽療法士として働いてきました。2024年4月より、衣笠病院チャプレン室のスタッフとして週1回勤務しています。
音楽療法の紹介
衣笠病院では、チャプレン室の活動の一つとして音楽療法を実施しています。音楽はそのものが大きな力を持っていて、人に対して様々な影響を与えてくれるものかと思います。音楽療法では、音楽を聴くこと、ともに歌うことをとおして、音に包まれながらその時を一緒に過ごすこと、お一人おひとりのこころの響きを大切にすること、を目指しています。
実際に病棟で開催しての患者さんの反応ややりがい
病棟には、長く療養生活を送っている方もいれば、本当に数日の入院という方もいらっしゃり、また年齢層もさまざまです。いろんな背景をもった方々が入院されていて、偶然その場に集ってこられる、ということになりますので、その場の様子を伺いながら選曲したり、プログラムを進めていく、という形をとっています。
患者さんも、最初は何だかわからずにぽかんと参加している様子の方もいますが、音楽を聴いているうちに、過去を思い出してエピソードを語られたり、好きな曲をリクエストしたり、口ずさんだり、表情が豊かになったり、時には涙をされたり…
その場で、即興的につくられていく雰囲気と音楽の中で、30分の間にいろんなドラマが起こるなぁと思っています。音楽で病気を治すことはできないかもしれませんが、その一瞬でも入院生活での痛みや孤独から解放されたり、安らかに音に身をゆだねたり、思いきり笑ったり…そんな時間となればと思っています。
今後に向けて
現状では月1回のゲリラ開催になっていますので、定期的に継続的に実施していくことで、「今日は音楽の日!」と皆さんに覚えていただけたら嬉しいです。病棟の片隅で開催しますので、気軽にふらっと聴きに来られて、疲れたらすぐに病室に戻ることもできる、そんな自由な時間を大切にしていきたいと思います。
インタビューと音楽療法の様子はインスタに掲載してます♪
患者さんも来訪を楽しみにして一緒に楽しく歌っています。
今回は担当のSさんからお話を伺いました。
自己紹介
大学で音楽療法を、大学院でスピリチュアルケアを専門的に学び、これまで高齢者施設や在宅クリニックなどで音楽療法士として働いてきました。2024年4月より、衣笠病院チャプレン室のスタッフとして週1回勤務しています。
音楽療法の紹介
衣笠病院では、チャプレン室の活動の一つとして音楽療法を実施しています。音楽はそのものが大きな力を持っていて、人に対して様々な影響を与えてくれるものかと思います。音楽療法では、音楽を聴くこと、ともに歌うことをとおして、音に包まれながらその時を一緒に過ごすこと、お一人おひとりのこころの響きを大切にすること、を目指しています。
実際に病棟で開催しての患者さんの反応ややりがい
病棟には、長く療養生活を送っている方もいれば、本当に数日の入院という方もいらっしゃり、また年齢層もさまざまです。いろんな背景をもった方々が入院されていて、偶然その場に集ってこられる、ということになりますので、その場の様子を伺いながら選曲したり、プログラムを進めていく、という形をとっています。
患者さんも、最初は何だかわからずにぽかんと参加している様子の方もいますが、音楽を聴いているうちに、過去を思い出してエピソードを語られたり、好きな曲をリクエストしたり、口ずさんだり、表情が豊かになったり、時には涙をされたり…
その場で、即興的につくられていく雰囲気と音楽の中で、30分の間にいろんなドラマが起こるなぁと思っています。音楽で病気を治すことはできないかもしれませんが、その一瞬でも入院生活での痛みや孤独から解放されたり、安らかに音に身をゆだねたり、思いきり笑ったり…そんな時間となればと思っています。
今後に向けて
現状では月1回のゲリラ開催になっていますので、定期的に継続的に実施していくことで、「今日は音楽の日!」と皆さんに覚えていただけたら嬉しいです。病棟の片隅で開催しますので、気軽にふらっと聴きに来られて、疲れたらすぐに病室に戻ることもできる、そんな自由な時間を大切にしていきたいと思います。
インタビューと音楽療法の様子はインスタに掲載してます♪