衣笠病院のオルガン
衣笠病院には、パイプオルガンが2つあります。


本館オルガン
正面玄関ホールの上に見えるオルガンです。演奏台はホールから見えるパイプの裏側にあります。1995年の本館改築の際に「衣笠病院福祉医療後援会」(現 衣笠病院グループ福祉医療後援会)から贈られました。月1回のパイプオルガン・ミニコンサートと月初めの礼拝などで演奏されています。制作は「マナ・オルゲルバウ」(東京都町田市)。422本のパイプが並んでいます。
仕様
(手鍵盤1段+足鍵盤、ストップ9個)
Manual C-g3 56鍵
- 1. Prinzipal 8' B/D
- 2. Gedackt 8' B/D
- 3. Gamba 8' B/D
- 4. Schwebung ab c 8'
- 5. Oktave 4' B/D
- 6. Traverso 4' B/D
- 7. Waldflöte 2' B/D
-Tremulant-
Pedal C-f1 30鍵
- 8. Subbass 16'
- 9. Gedacktbass 8'

衣笠ホスピスオルガン
ポジティフオルガンと呼ばれる小型のオルガンです。1999年にホスピスに奉献されました。キャスターが付いていて移動できるので、病室などに持ち込むこともできます。制作は「マティス・オルゲルバウ」(スイス)。上蓋は3段階に開けられ、状況に合わせた音量にすることができます。
仕様
(手鍵盤1段、ストップ4個)
Manual C-g3 56鍵
- 1. Copel 8’ B/D
- 2. Gedacktflöte 4’ B/D
- 3. Nasat ab c1 2 2/3’ D
- 4. Waldflöte 2’ B/D
パイプオルガン・ミニコンサート(無料)
毎月、ボランティアオルガニストによる20分間のミニコンサートが開かれています。お気軽にお越しください。ご入院中の方でおいでになりたい方は、病棟スタッフまでお申し出ください。
とき:毎月第4土曜日(祝日のときは翌週。12月は第3土曜日)
15:00~15:20
場所:本館1階正面玄関ホール