
平素より当法人の運営につきましては、関係各位の皆様のご理解・ご支援をいただき、感謝申し上げます。
1947年に日本キリスト教団衣笠病院として80の病床、医師4名を含む35名の職員で始められた小さな病院も、14の診療科・20床のホスピスを持つ198床の病院、120床の特別養護老人ホーム、50床の介護老人保健施設、訪問看護・居宅介護支援を行うケアセンター、在宅クリニック、健康管理センターを併設し、職員総数760名の衣笠病院グループに発展することができました。これもひとえに地域の皆様、関係諸団体、多くのボランティアの方々の支えによるものと感謝いたしております。
私の恩師阿部正和先生はカナダの内科医 ウイリアム・オスラーの「患者さんの言うことに良く耳を傾けなさい。そうすれば患者さんがあなたに診断を語ってくれる」の言葉と患者さんには、自分の家族だと思って接するように教えてくださいました。全ての職員が衣笠病院グループの施設を利用される方に接する際に心がけてほしいと思っております。
今後も地域の方々のため職員一同「来てよかった」と言われるような衣笠病院グループでありたいと考えております。皆さま方のさらなる御支援、御鞭撻をお願いいたします。
社会福祉法人 日本医療伝道会
理 事 長 南 信 明